火薬御飯

Category :  ミリタリー
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いわゆるクーデターというやつは、終了後を想定できなければ、単なる暗殺や
暴動に終わることも少なくない。特に軍人が図る場合 その本来の職責を果す
ことだけが目的となってしまう事も多々ある。軍隊の場合は破壊や占領である。
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クーデターが成功し実権を掌握できれば「革命」と呼ばれ、失敗すれば「暴動」
や「反乱」と歴史に記されてしまう。事実この二・二六事件は要人の暗殺だけが
結果として残るに過ぎなかった。首謀者らは、文字通りの不満分子ではあるが
漸進的な改革や改善が望めなかった時代背景がそこにはあるように思う。
残念ながら現代でさえ このような話題に触れるだけでも「右翼だ」と決め付け
たがる狭量な輩は巷に腐るほどいる。 説明であっても、主張と解釈では意味が
全く違う。同様に、反省と弁解では、その行為は同じでも 心情的には正反対だ。

二・二六事件等のきな臭い事件が頻発した昭和初期は、日本は明らかな後進国
だった。未だ階級社会が存在し、貧富の格差も大きい。特に農村部などは疲弊し
きっていた。こうした世に 憤怒の念を募らせる青年らが居た事は、至極真っ当な、
寧ろ健全なこととさえ思う。 体制側が「錦の御旗」を上げたために、逆賊と罵られ
決起が失敗したために 暴動と記されてしまったが、綺麗事や建前だけの漸進的
改善に、我慢が成らなかったのではないか。或いは「見せ絞め」が必要だったと。
もっと言うなら、成功してしまえば、後世に偉業として讃えられたかもしれない。
あるいは更に年月が経てば、浪士や志士と語られる事もあるだろう。

かの国では文化大革命を「歴史の一項」としながらも、天安門事件は「暴動」と
の認識を示している。 カダフィ大佐が指揮したとされる リビア革命は意外なこと
に無血革命だった。 アルベルト・フジモリアウトゴルペをアメリカは当初激しく
批難した。歴史は結果である。"If"はないが、その解釈には諸説がある。
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テーマ:歴史雑学 - ジャンル:学問・文化・芸術

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