火薬御飯

Category :  ミリタリー
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高校生の頃、新刊のコーナーで買った覚えがある。ウィキもネットもない
時代に(多少偏っていても)貴重な情報だった。サダトを暗殺したカダフィ
も、サダトの後任のムバラクも、その頃から為政者の座にいた事になる。
ホスニー・ムバラク、 アンワル・サダト
カダフィが最も尊敬したのはガマアル・ナセルだったが、第四時中東戦争
イスラエルと平和条約が締結されたことから、サダトをアラブの裏切り者
として嫌悪したと察せられる。一方のサダトも、経済の低迷等から国内での
支持が低下、暗殺されてしまった。この時、空軍参謀だったムバラクと外務
大臣のブトロス・ガリも負傷している。エルバラダイは当時外交官だった。

ムバラクはスエズ動乱まで空軍のパイロットだったが、この時期、北朝鮮の
キム・ヨンナムらが空軍義勇兵としてエジプトに派遣されていたこともあって、
北朝鮮とも 太いパイプを持つと云われていた。北朝鮮の 極初期のミサイル
開発
には、ムバラク政権下で エジプトから贈られたスカッド・ミサイルを参考
にしていた。わずか2基とはいえ、戦略爆撃機を保有できない国とって 弾道
ミサイルは、今より遥かに有効な外交カードだった違いない。

アラブの大義を通しながらも、アメリカやイスラエルを認めざるを得なかった、
エジプトの元首に比べると、カダフィは信仰者としては純粋と言えなくもない。
Qadhafi.jpg
それ故、アメリカに象徴的な悪役として祭り上げられてしまっているが、寧ろ
イスラムの教義その物が時代錯誤に陥っていることと、合衆国の御都合主義
的な外交戦略に一貫して抗し続けたことこそ悲劇だ。

70年代、サダムはホメイニに対抗するために利用され、タリバンは旧ソ連と
戦うために、米英が作った軍隊だった。全てはアメリカの作ったシナリオ通り。
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テーマ:ノンフィクション - ジャンル:本・雑誌

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