火薬御飯

Category :  ミリタリー
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真珠湾攻撃時に既に”特別攻撃隊”を名乗ったため、人間魚雷 回天等と
混同されるが、甲標的特殊潜航艇であり 所謂特攻兵器とは区別される。
kouhyouteki.jpg
従来の潜水艦に比べ居住空間を極力省き、短時間に九三式酸素魚雷2発
で雷撃、帰還するという小型潜水艇の概念は欧州にも存在し多少の戦果を
あげた。航空機から軍艦を攻撃する能力(搭載量、命中精度)が 未だ不足
していた時代には、その隠匿性と共に有力な運搬手段だったに違いない。

おそらく目視で照準するため軸線上に縦に2発の魚雷を並べたのだろうが、
1機3トン近い魚雷を射出した時の 衝撃や重心変化が大きさが想像できる。
甲標的 kouhyouteki_Japanese_submarines
特攻兵器では無かったにせよ有効射程800mで投射した後に、反転し離脱
するのは困難だっただろう。簡易兵器ゆえ、生残性などは望むべくもない。
ただ 浅海まで侵入できる小型艦に狙われる側の不安も大きかったはずだ。

真珠湾攻撃の機動部隊の戦果と、その後の特殊攻撃の概念の変質のため、
人間魚雷 回天に比べると 甲標的の存在は一般にはあまり知られていない。
Japanese_Ko-hyoteki_class_mini-submarine_sunk_by_USS_Ward_at_Pearl_Harbor.jpg
寧ろ小型だったため、撃沈や座礁した後に捕縛され、海外には現存する固体
もある。70余年前の工業製品は海外ではどのように評価されたのか。当事国
の末裔らが今の世で想像するより、それらは遥かに低いような気がする。
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テーマ:歴史雑学 - ジャンル:学問・文化・芸術

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