火薬御飯

Category :  ミリタリー
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隣国と国境を接する大陸では、平時でも諜報活動は不可欠。さらにその
伝達の早さと信頼性を高めるため、各部局毎に独立した機関を持つ例も
少なくない。情報を多部署で共有すれば 漏洩される危険性も増すからだ。
ラインハルト・ゲーレン reinhard-gehlen ゲーレン機関
ラインハルト・ゲーレンは、陸軍参謀本部内の東方外国軍課の課長として
東部戦線で対ソ連の諜報・謀略活動に当たる。戦後、ヒムラーの所属した
国家保安本部スコルツェニー国防軍情報部が当然の如く解体された
後も、CIAの援助によってゲーレン機関として再編され 現在も連邦情報局
として存続する。戦中はソ連軍捕虜を諜報員や反共義勇兵に仕立てたり、
戦後、予算や権限の限られた中で、抑留から帰還したドイツ人捕虜からの
聞き取りや 共産圏の出版物を収集し読み解く等、地道かつ広範囲な活動
から齎される情報は、冷戦下のNATO諸国でも重用され その評価は高い。

諜報が、インフォメーションでなく、インテリジェンスと呼ばれる所以である。

アジテートとデマゴーグに長けたヒトラーは、常にその病理的な猜疑心から
内外の動勢に注視し適確な情報を渇望していた。また彼の卑屈な劣等感は、
有能な人材の発掘・登用にも有利に働き、機能的な組織機関も生み出した。
ただ、夢想家でナルシストの彼にとって、正確な情報は むしろ悲劇だった。
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テーマ:国際政治 - ジャンル:政治・経済

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