火薬御飯

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大学生の頃、近所の本屋で立ち読みをするのが日課になっていた。新書
のコーナーに、赤と緑の表紙が鮮やかな村上春樹の新刊が積まれている
横にやや小さな製本の「NOと言える日本」という新刊を読み始め、その後
どっぷりハマることになる。それ以前から 西部警察の木暮警視のお兄さん
で 芥川賞作家の国会議員だという程度の知識はあった。共著の盛田昭夫
は、ウォークマンが全世界を席捲するSONY会長のいうビッグネームだった。
이시하라 신타로 Shintaro Ishihara 石原慎太郎
その後も(作家)石原慎太郎先生の対談や社説にも目を通すようになるが、
瀬戸内寂聴とも親交の深い氏の仏教解釈は、何やら有らぬ方向に自分を
連れて行かれそうな気がして、やや距離を置くことにした。逆に、それほど
傾注してしまいそうでコワいほどだったのだ。 ただ、インターネットも携帯も
無いその頃は 他にも読みたい書物が山ほどあったのは勿怪の幸いだった。

「NOと言える日本」の時代背景には、土下座外交で悪名を馳せた竹下登
という売国奴の存在もあっただろう。石原の前任が青島幸男というヘンな
コメディアンだったり、同期の大阪府知事が横山ノックというセクハラでクビ
になった此方も変な芸人だったとを思えば、今は随分マシになった。政治
家も庶民も役人も、デキナイ人間を庇うほど余裕の無い時代になったのだ。

1999年の都知事選時、自民公明の推薦を受けた(一見有力な)対抗馬は
UNTACで目覚しい活躍を見せた明石康。ただ 同氏は国連保護軍で失策
により解任された後だった。 今となっては冗談のような話だが、明石国連
代表が、対話を呼び掛けた相手は スロボダン・ミロシェヴィッチ。そのため
明石の国際的な評価は極めて低い。 欧州で歴史上、チェンバレンの評価
が低い事は、情報の分析力と歴史観に乏しい日本人には、理解が難しい。

都知事時代の氏の実績については華々しく報道されているものが多いが、
寧ろ地道な財政再建に取り組んだ政策こそ評価されるべきだ。その一つが
外形標準課税。結局財務省の妨害によって妥協案に甘んずる結末となった
が、都議会で共産党までが賛成に回るという 議会運営の妙を見せつけた。

マスコミは、政策の差異ばかりを探しているが、石原と橋下徹の共通点は
官僚主義を死ぬほど嫌っている所。庶民にしてみれば、これさえ固持して
くれれば 原発も憲法も生い立ちも、その他の事はどうでも良い。投票する。
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テーマ:小説家 - ジャンル:小説・文学

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