火薬御飯

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会場内で遠目に見た時は 数年前アーマーモデリングで製作が紹介され
ワンダーフェスティバルに展示された(紙と木で出来た)九四式軽装甲車
かと思ったが…コレは九五式軽戦車だ!しかもホンモノ!セミレストア車!
1/1  九五式中戦車 静岡ホビーショー ザ・パシフィック(The Pacific)
なんでも スティーブン・スピルバーグのTVドラマ ”ザ・パシフィック”の撮影
に使われた物らしい。 全く知らなかったので、ちょっと観てみたが…、同じ
スピルバーグ監督作品でも ”プライベート・ライアン”や まして ”1941”
とはかなり趣きが違う、例えば ”プラトーン”の様なドキュメンタリー風作品。

主要な舞台となるべリリュー島には戦時中実際に九五式軽戦車が十数両
配備されていた。当初数日で陥落すると思われた米軍のべリリュー島攻略
は2ヶ月半にも及び その間に米軍の主力は既にフィリピンに侵攻。戦略的
拠点価値は無くなっていた。こうした 華々しさに隠れた戦史をテーマとする
所がスピルバーグ的だ。べリリュー島はパラオ共和国領だが、同国は控え
目にみても親日国家で、台湾との国交を持つが 逆に中国とは国交が無い。

よくレストアしてくれたものだが…そうとう適当にヤられてしまった部分も見
受けられる。車体右側は本来円錐形の増加装甲のはずがなにやらルーバ
ー状にされてしまっている。砲身はちょっと上方を向いているようにも見える。
1/1  九五式中戦車  静岡ホビーショー バンド・オブ・ブラザース(Band of Brothers)
欧米はレストア、特に動体保存の技術が日本では考えられないほど高い。
こうした技術は、既に「消費は美徳」の「使い捨て文化」がやっと廃れてくれ
た我が国でも大いに見習うべき、と思うのは私の趣味だからだけではない。

終戦時国内に四百両以上が配備されていた九五式軽戦車も 嵐山美術館
に展示されていた最後の1両が海外に売却されゼロになった。終戦後不要
になった戦車は、”更生戦車”と称するブルドーザーなどに改造転用された。
更生戦車 九五式軽戦車
終戦後、余剰となった装備が放出され民間で活用されるのは海外でも珍し
くはない。寧ろ紛争地域に転売され再軍備されるより 復興の助けになった
ものと評価したい。その大半は処分されてしまっただろうが、海外では こう
した状態からレストア・復元され 博物館で余生を送る例も多い。「古い物を
大事」する習慣は、真の歴史の価値を知るところから始まるのではないか。

残念ながら隣国には、自国の腐りきった黒歴史を棚に上げ 綺麗な「ウソの
歴史認識」を国を上げて扇言する盗人国家が跋扈している。これは日本人
の「史観」が弱い性でもある。 こういう歴史の遺物をゆっくり眺め、その謂れ
を(攻略本でも良いから)学ぶ事が 今の自らの立ち位置を知る近道になる。
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テーマ:静岡ホビーショー - ジャンル:地域情報

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