火薬御飯

Category :  ミリタリー
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西側標準の155mm砲の淵源は合衆国が第二次大戦中に運用していたM2
155mmカノン砲 "ロングトム"まで遡る。それ以上の口径で175mmや203mm
砲も存在したがロケット砲やミサイルの発展に伴い各国共退役しつつある。
K9 자주포 韓国陸軍 155mm自走榴弾砲
本家である合衆国がM109パラディン自走榴弾砲の後継の開発に失敗した
こともあり、韓国陸軍はM109と国産のK9を併用更新する模様。無論 K9は
輸出も目論むが 先の理由で各国共M109の後継の自国開発が進んでおり
ライバルは多い。我が国はその間に75式自走155mm榴弾砲74式105mm
自走砲
を配備。現行の99式155mm自走砲と75式や203mm砲等を併用する。

MLRS等のロケット砲は短距離ミサイルの開発や配備が進んでも コストや
運用面から自走榴弾砲の存在は大きい。特に「敵」の侵入ルートが比較的
予測しやすく また突発的な報復攻撃にも短時間に小規模での運用が求め
られる韓国陸軍には重要な火力。半島部の地形や気象的条件からも有効。

朝鮮半島を将来的に統一国家とするなら韓国と北朝鮮は一種の内線状態
にある。韓米同盟の建前からある程度国際法を遵守する韓国に比べ 北は
戦闘国家。しかも 長距離砲で隣国首都を狙う百年以上前の戦術が今だに
生きている。これに対する韓国は 一種の「柔軟反応戦略」で対峙牽制する。
北朝鮮 M1978 170mm自走榴弾砲 朝鲜170毫米的M-1978“谷山”
M1978 170mm自走カノン砲「主体砲」はHY-2(シルクワーム)ミサイル配備
に伴って余剰となった170mm沿岸砲を 59式戦車に搭載した人民陸軍最大
の自走砲。旧ソ連製122mm152mmや海軍用130mmが多い中でこの口径
だけ出処が不明。或いは東部戦線で放棄されたクルップ170mm K 18が旧
ソ連を通じて北に渡った其の物か そのコピーや改良型ではないかと推察。

戦前1930年のロンドン軍縮会議の結果、重巡洋艦の主砲口径は8インチ
(≒203mm)以下、軽巡洋艦主砲は6.1インチ(≒155mm)以下に制限される。
現行の重榴弾の口径規格は 当時の海軍砲の規格に基づくものと思われる。

韓国陸軍にはK9の他にも装輪式「EVO-105」105mm自走榴弾砲の配備も
進めている。延坪島砲撃事件時稼働率の低さや発射速度の遅さで李明博
を度々激怒させたK9より簡便で低コストな機動火力として配備される予定。
EVO-105 105mm(装輪)自走榴弾砲 Samsung
非装甲で装填はほぼ手動のようだが多少の射撃管制はある模様。装輪式
自走砲の弱点は発射反動で弾道が乱れることだったが車台の進化と管制
装置の導入等で克服してきた。さらにインフラの発達により装輪のほうが広
範囲に短時間で移動でき 戦略範囲を拡大し数量の不足を補うこともできる。
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テーマ:韓国ニュース - ジャンル:ニュース

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