火薬御飯

Category :  ミリタリー
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航空機産業は 軍事や宇宙産業とも関連する国家の威信を掛けた事業であ
るが故に経済以上に政治や外交に翻弄されてきた。永い年月と膨大な予算
を投じて完成した試作機が大国の圧力で葬り去られた例は古今山ほどある。
MRJ(ミツビシ リージョナル ジェット Mitsubishi Regional Jet)三菱區間噴射型客機 미쓰비시
高い工業力と運用まで含めた技術と人員を有しながら 今の今迄「作らせて
もらえなかった」のは同盟国から「他に買ってやれる物がなかった」からだろ
う。武器輸出で費用が回収できないことも我が国にとって大きな足枷だった。

40年前の国産旅客機YS-11は今だに少数が自衛隊で運用されるなど機械
的信頼性や当初の販売でも成功作と云える国産機だった。反面 補修やダン
ピングなどが問題視され製造中止に追い込まれた。商業面での成功まで営
業や運用側の不備で評価を落されてしまうのは技術者にとっては辛いことだ。

工業製品としての航空機の評価は ある意味歴史的なものだ。世に出るタイ
ミングに巡り合せ好評価の場合もあれば 傑出した高性能を期待されながら
運用の失敗に泣かされた名機もある。まして軍事産業とも絡む海外市場で
は露骨な妨害も珍しくない。「良い物を作れば売れる」的日本人的発想以上
に海外の「ミツビシ」ブランドは絶大なものがある。此れを使わない手はない。

コミューター機の市場は IATA(国際航空運送協会)カルテル崩壊によって
台頭したLCC(Low Cost Carrier)によって活況を呈す。運用する団体も小型
になり 国家から民間に主導権が渡る。経営側の望むコスト削減と相反する
利用者が望む安全性の命題に技術力で応えるのは日本の御家芸とする処。

人命よりも人民元や圜の価値が高い何処かの国が(地団駄踏んで)羨望
の眼差しを送る防衛省”ATD-X”先進技術実証機。「お付き合い」で買って
やらなければならないF-35は 開発の遅れとコスト上昇に悩み続けている。
ATD-X先進技術実証機 (Advanced Technological Demonstrator-X,) 心神 Mitsubishi-ATD-X-ShinShin
様々な制約の中で技術開発を続けなければならなかった支援戦闘機 F-1
や貿易摩擦からライセンスを押付けられたFS-X(F-2)を経て ATD-Xは正
式化後 F-3として量産の見込み。同試験機は来年初頭か年内にも初飛行
を予定している。防衛だけなら 輸入で事足りるかもしれない。そのほうが外
交上も都合が良い。国産の意味は大きい。そのための法整備も急がれる。
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テーマ:航空機全般 - ジャンル:趣味・実用

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